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ミヤマクワガタ

No.178
少年の あの日の思い 運ぶ虫
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ミヤマですよ、ミヤマ。
金色(「きんいろ」ではなく、「こんじき」と読んでほしい)の産毛が神々しいです。

洗面所の網戸にとまっているところを捕獲しました。
ノコギリ、オオクワ、コクワは、今まで数々手にしてきましたが、ミヤマは初です。
発見したときは興奮し、寝かかっていた子供たちを起こしてしまいました。
クワガタには時空を超えた魅力がありますね。

ミヤマとは「深山」と書き、山奥を意味し、
暑さと乾燥が苦手で人里におりてくることはあまりないようです。
といっても、我が家は一般的な人里ではありませんが。

野生動物を保護のためには、放してあげたほうがいいでしょうか?
それとも子供たちとワイワイ、虫カゴでの様子を観察するのがいいでしょうか?
ミヤマはオオクワと違い、成虫の越冬はしないそうです。
夏休みの終わりにでも、裏山に逃がしてあげようか、、、。

# by gami_no_mori | 2007-06-23 00:30 | 田舎暮らし  

ニューカマー

No.177
楽しみと 心配事が 増えました
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タマヲ(本名:玉男)です。妻が拾ってきました。
前から知り合いだったそうです。

しかしまだ、オッツとは打ち解けていません。
顔を合わせると、お互いに牽制し合っています。
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昨日は柿の木での攻防。
下からにらむオッツですが、元来気弱な性格なので、迫力なし。
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野良猫出身のタマヲは百戦錬磨。
ふてぶてしい顔で見下ろしていました。

今後の二人の関係に注目しています。

# by gami_no_mori | 2007-06-03 03:00 |  

獲物

No.176
薄暗い 廊下に眠る 影ひとつ
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とても安らかに、無理のないポーズで。
目立った外傷もなく、ただ静かに、静かに、、、。
その空間は、時間が止まっているかのようでした。

犯人はもちろん、あの真っ黒な奴。
私たち家族へのプレゼントなのか、ただ褒めてもらいたいだけなのか?
昼寝中の奴に問いただしてはみたものの、、、。
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とても久しぶりの更新になります。
ブログは書かなくても、暮らしは日々続いております。

# by gami_no_mori | 2007-05-23 01:04 |  

音楽会

No.175
子供より 観ているこっちが 汗まみれ
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今日は「ささのは音楽会」。
子供たちが通う小学校の、秋の行事のひとつです。
各クラス合唱、合奏を1曲ずつ、計2曲を披露します。

4年生の息子はピアノの腕を買われて、
合唱の伴奏に大抜擢(合奏は小太鼓)。
それが決まってからのこの1ヶ月ほど、
やらなければ、、、というプレッシャーと闘い、
押しつぶされそうになりながら練習を続けてきました。

いざ本番。
ステージに上がった表情や仕草から、
緊張しているのが伝わってきます。
早く無事に終わってくれ、、、
祈るような気持ちで観ているこちらも緊張し、汗びっしょり。
そんな私の気持ちなどお構いなしに、
軽やかなイントロのフレーズが流れ出しました。
唄い出しも決まり、中盤まではほぼノーミスです。

しかし曲の後半、唄よりもピアノが2拍前に突っ込んでしまう、
という大ピンチに陥りました。
それでも止まることなく、冷静にもとに戻した息子の度胸とテクニックには感服の一言。
何よりも、息子のピアノが「唄っていた」ことに小さく感動しました。
合唱なのにピアノばかり聴いていた親バカです。

下の写真のような、我が家でのセッションも少しは役立ったのかも。
(私がピアノでメロディー、息子がオルガンで伴奏、娘はアコーディオンでアドリブ)
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ちなみに1年生の娘はどうだったかというと、、、
合奏のオルガンはちゃんと弾いていましたが、
合唱のときはほとんど口をつぐんでいました。
後でそのことを娘に問うと、歌詞が覚えられなかった、と、、、。

がみの森

# by gami_no_mori | 2006-11-19 03:09 | 小話  

七五三

No.174
母も着た 振り袖濡れる 宮参り
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仕事にうつつを抜かしていたら、いつの間にか娘の七五三。
おばあちゃんが自分の娘(つまり私の妻)が着ていた晴れ着を持参してきて泊まり込み、
女三世代が気合いを入れて朝から着付けに出掛けてました。

息子と私の男チームは、準備が整った頃に合流し、大雨の降りしきる中、
木更津駅近くの八剱八幡神社へと、いざお参りに。
こんなお天気なのに、結構な人出なのにはビックリしました。
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冬でもビーチサンダルでフラフラしている娘も、髪を結い、紅をひくとそれなりのお嬢さんになるものです。
そんな娘の晴れ姿に見蕩れながら、なぜか「ミトコンドリア」という言葉が浮かびました。
細胞核のDNAと違い、母親の遺伝子のみを引き継ぐミトコンドリアDNA。

その遺伝的な先天性に、今回のような経験が混ぜ合わされた結果、
「女性」というものは代々引き継がれ、形作られていくのでしょうか。
ちっぽけな男どもが、太刀打ちできないのは仕方ないのかも、、、。


がみの森

# by gami_no_mori | 2006-11-12 00:21 | 小話